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グラスの氷が音を立てて ふたりの沈黙埋めている 聞きたいことなら山ほどある だけど今さら遅いよね あなたのシャツに残った香り 知らない誰かを想像した 「幸せでいて」なんて言葉 私にはまだ上手すぎる あと少しだけ ここにいてよ そんなひと言が どうして言えないの 帰らないでなんて 言えるわけないでしょう あなたが選んだ明日に 私はもういないから 忘れないでなんて もっと言えないでしょう 愛してた人に最後まで 嫌われたくないから あなたが好きだったこの口紅 今日は少しだけ濃く引いた 泣いてる顔を見せるくらいなら 綺麗な女で終わりたい ドアまで送るほんの数歩が あんなに遠いと知らなかった 背中を向けたその瞬間に やっと涙が追いついた 「じゃあまたね」って あなたは言った またなんてないこと ふたりとも知ってる 帰らないでなんて 言えばよかったのかな かっこ悪くてもあなたを 困らせてもよかったかな 忘れられるなんて 嘘でも言えないから せめて今夜だけはまだ あなたを好きでいさせて ねぇ もしもいつか 私を思い出す夜が来たら あの頃の私じゃなくて 最後に笑った私を 覚えていて 帰らないでなんて 今なら言えるのに 閉じたドアの向こうには もう誰もいない 愛してるなんて 今さら遅いでしょう だから誰にも聞こえない声で あなたの名前を呼ぶ もう行くの? ……そっか ほんとはね 行かないで
歌詞が曲に合わせて流れる「うたごえモード」で、この曲を歌えます。